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【マイスター・ハイスクール】《1学年》糸魚川ジオパーク見学

2022.09.22 更新

1年C組の並木です。
9月20日に糸魚川ジオパーク見学に行ってきました。

初めに、親不知(おやしらず)に行きました。岸壁にうちつける波が荒くて迫力的でした。ここではガイドをしてくださる学芸員の方から、親知らずの成り立ちや岸壁についての説明を受けました。昔の人々は、明治に新しく道がつくられるまでは移動のために海岸を通っていたことを聞き、こんなに危険な道を通って行かなければならない当時の人たちにとって親不知を越えることは命がけの旅だったんだろうなと思いました。
また親不知レンガトンネルで100年以上前のレンガの造りや技術を見たり、親不知海岸まで行って波の激しさを肌で感じました。

親不知コミュニティロード

親不知レンガトンネル

親不知海岸

次に、高浪の池で昼食をとった後、小滝川ヒスイ峡に行きました。ここでは石灰岩の山である明星山を見たり、河原でヒスイを探しました。学芸員さんに石を見せると、ひと目見ただけでなんの石なのか、どういう特徴があるのかを教えてくれました。残念ながらヒスイは見つかりませんでしたが、他の面白い形の石やその石の詳しい説明を聞くことができて、面白かったです。

明星山

小滝川ヒスイ峡でヒスイ探し

学芸員さんに何の石か見てもらいました!

最後にフォッサマグナパークにて糸魚川ー静岡構造線を見に行きました。西と東で色が違う岸壁がありました。西のユーラシアプレートの岩石は白っぽいような(緑っぽいような)色をしていました。東の北米プレートの岩石は茶色っぽいような色をしていました。造られた年代や岩石の種類が違うことは知っていましたが、見た目だけでもこんなにはっきりと違いがわかることに驚きました。

糸魚川ー静岡構造線の断層露頭

岩石の境界を触ってみると・・・

粘土質の土になっていました!

今回のジオパーク見学で初めて知ったこと、見たことがたくさんありました。1年生はジオパーク検定の取得を目指しているので、学習したことを今後のジオパーク検定の勉強に活かしたいです。

最後に大糸線を走る電車も見ることが出来ました

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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