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《海洋創造コース・2年》新潟県沿岸航海実習

2023.09.11 更新

海洋創造コース・2年の野上です。
9月2日(火)〜4日(木)に新潟県沿岸航海実習の一環で、佐渡島での潜水実習をしました。

1日目は、海水浴場の水深4mのところでスキンダイビングとスクーバダイビングをしました。水深は浅いですが、海で行う初めての潜水実習となりました。潜水プールでの潜水実習のおかげでう、海でもスムーズに体を動かせました。水中ではスズメダイ、イシダイの若魚、アオリイカ、メジナ、クロダイ、シロギス、ボラ、ウミウシを観察できました。

2日目は、虫崎のビーチでスクーバダイビングをしました。1本目(午前)は水深6m、2本目は水深16m地点で行いました。水中では、コブダイの若魚、カンパチの若魚、クロダイ、シロギス、ボラ、スズメダイ、メジナ、チダイ、マダコを観察できました。浮力不足や泳ぐ姿勢への意識が足りないため、フィンキックで海底の砂を巻き上げてしまう人が多く、それが翌日への課題となりました。

3日目は、鷲崎でボートダイビングをしました。水深は12mでした。揺れるボートの上で潜水器材を装備することは、想像以上に難しく、プールでは分からない難しさを理解できました。前日の課題だった砂の巻き上げは・・・来年の課題となりました!水中では、スズメダイ、メバル、コブダイの若魚が観察できました。

初めての海での潜水実習を振り返ると、プールでの練習の成果は発揮できたと思いますが、海の中では泳ぐ姿勢など細かなところに意識が向かなかったところが心残りでした。しかし、プールでは味わえない開放的な水中の景色や魚の群れが目の前を泳ぐ姿を見られたことは最高の経験となりました。
来年の佐渡島での潜水実習では、納得いくダイビングができるように、これからも知識と技術を高めていきたいと感じました。

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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