海洋チャンネル

海洋LIFE

《資源育成コース》上越市立水族博物館うみがたりのバックヤードツアーに参加しました!

2024.02.28 更新

みなさんこんにちは!資源育成コースの田島です。

2月28日に『うみがたり』を見学に行ってきました。ここでは、そのときに見てきたバックヤードや館内、海洋高校とうみがたりが共同開発をしたマルゲリータの試食について紹介していきます!

まずはバックヤードです。うみがたりのバックヤードは3階あり、階ごとにエリアが分かれています。
1階は、「管理エリア」です。この階には、主に餌を保管する冷凍庫や餌を準備する調餌室、生き物の健康状態を調べる治療室などがあります。餌の準備は朝のうちに終わらせるそうで、見学時に飼育員さんたちが餌の準備をしている様子を見させていただいきました。

2階は、「魚類エリア」です。この階はまさに水槽の裏!バックヤードといえばここといえる場所でした。ここでは、水槽の環境を安定させるためになにをしているか、飼育員さんに説明していただきました。他にも、準備中の生き物たちが居ました。例えばミズクラゲです。円形の水槽でふわふわと泳いでいました。話は変わりますがみなさん、プランクトンと聞くと何を想像しますか?目にも見えないくらい小さい生き物だとか上層部に生息しているといったことを想像するかもしれません。実は「自分で自由に泳げない水生の生き物(浮遊生物)」という意味なのです!クラゲはふわふわと泳ごうとしていますが、泳ぐ力はないのでプランクトンということになります。

3階は「海獣エリア」です。海獣エリアは表に出ている部分が大きいのであまり広くありませんでした。入ってすぐに見えたものはアザラシの控えプールでした。控えプールは生き物の気が荒くなっているときや、体調不良であったりするときに使います。先へ進むとタンクなどの潜水機材が並べられていました。潜水機材は水槽内の掃除に使用します。

次に館内見学についてです。うみがたりは、上越沖の海中地形を1/10,000スケールで再現した大水槽や、その中を360度感じることができる海中トンネル「うみがたりチューブ」、マゼランペンギンの飼育数日本一などが特徴です。他にも日本海と水槽を一度に眺めることができる「日本海テラス」などがあり、"オシャレな水族館"という印象でした。時間の都合上私たちはまわる時間が短かったのですが、魚種も豊富でとても楽しめました!興味のある方は是非、来館してみてはいかがでしょうか。

最後にマルゲリータの試食です。今回試食させていただいたマルゲリータは冒頭にあるように海洋高校とうみがたりの共同開発商品です。海洋高校のアクアポニックスで栽培しているバジルを能水商店に協力してもらいジェノベーゼソースにして使用しています。うみがたりでは「おさかなが育てたマルゲリータピザ」という名前で販売しているそうです。本格的なピザ窯を使って焼いているので香ばしくとても美味しかったです。

大きなサイズでした!

今回の見学では今まで話でしか聞くことができなかったことを自分の目で見る、食べるなど経験することができました。この経験を来年の自分に活かして行きたいと思います。うみがたりさん、ありがとうございました!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

ページトップへ戻る